空高く茂る高木の、木漏れ日はやさしく
さわやかな風が抜けると、木々はさざめき
小鳥が集まり、鳴き声が響く
早咲きの原種系チューリップ、クリスマスローズ、スイセン、チューリップなど、里山の庭に芽吹きが始まります。
原種系チューリップ「ポリケロマ」
クリスマスローズ
雪柳
庭内には500品種以上、約1000株のバラがあり、「春のローズガーデン坂野」では、その全てのバラの開花期を迎えます。
また、つるバラを仕立てて作った作品は、この季節にしか見ることのできない儚い作品です。
しぶきをあげ流れ出す水は勢いよく下へと流れます。
小橋からの眺めは「伽羅奢(ガラシャ)」(左)、今にも水しぶきがかかりそうな雰囲気で咲きこぼれています。
身を乗り出し覗き込んだ眺めは「キング」(右)、勢いよく流れ落ち、広がるように咲かせました。
年若くまだ幼さも残る少女が恋に落ち、ウェデイングの日を迎えました。
シンプルながらもかわいらしい、淡いピンクのドレスの裾を弾ませながら、彼のもとへと走り寄ります。
枝が細く長く、風になびくような樹形で、ふわりと花びらの優しい「伽羅奢(ガラシャ)」で表現しました。
あなたの支えがあってこそ、私は美しく咲けます。
大木に向かって誘引をした「コーネリア」は、大木があってこそナチュラルに、そしてダイナミックに見えます。
紫陽花は、ハイドランジア、ガクアジサイ、山アジサイ、斑入りアジサイ、アナベルなど、大小合わせて100株弱あります。
7月中旬頃はバラの二番花も合わせて楽しめ、バラと紫陽花の花風景となります。
カブトムシやクワガタ、トンボなど、夏を楽しむ昆虫がたくさん出てきます。
カエルやザリガニなども出ているので、お子様連れで楽しむことができます。
木陰庭の中ではヤブランやギボウシ、ユリが花盛り。高木が作る木陰が避暑地のようなムードを作り出します。
バラ交い道ではバラが咲き続け、ダリア、ルドベキアやセージ(サルビア)、三尺バーベナ、モナルダ、ミソハギ、デイゴなどなど、夏の花が咲き続けています。
庭の方にまで顔を出したザリガニ
ダリアは夏以降咲き続けます
夏の草花が長く楽しめます
秋のバラは香りがよく、形もよく、色もしっかりと出てきます。
ローズヒップ(バラの実)も美しく色づいている姿を40品種以上楽しむことができます。
10月中旬~11月上旬は木陰庭のホトトギスの群生を、11月上旬~末はバラ交い道の小菊咲き乱れる姿が見所です。
様々な色・形のローズヒップ
日に輝くホトトギス
咲き広がる小菊